病院?整体?接骨院?どこに行けばよいのか?

「腰が痛い」「肩がこる」「頭が痛い」といった症状を良くしたいとき、どのような選択肢があるのでしょうか?
腰痛を例にみてみましょう。

腰痛

病院

健康の専門家としてまず思いつくのが病院です。

ここでは西洋医学的な方針で行われ、画像検査や血液検査などを行い、解決方法としては痛み止め、湿布などが主となります。
病院によっては腰の牽引、電気療法といったリハビリを行う場合もあります。

痛み止めは根本解決とはなりませんが、あまりにも気になって睡眠不足になってしまったり、腰痛が強いストレスになるのであれば症状緩和として痛み止めの使用をお勧めします。
簡単な腰痛であれば薬を飲んでいるうちに良くなってしまいます。

薬

また病院では画像検査を行いますので、いつもとは違う腰痛の場合などは一度病気の可能性も考えて画像検査を受けてみるのも良いでしょう。
起こっている腰痛が何かの病気でないか、不安の強い方には特にお勧めです。


施術院(接骨院・整体・カイロ・針 など)

病院で検査しても特に病気が見つからなかった場合、そして薬を飲んでしばらくしていてもよくならなかった場合はこういった施術院も検討すると良いです。
病院とはまた違った視点で腰痛を分析し、様々な手法で施術をしてくれます。

接骨院

接骨院は柔道整復師といわれる資格で、打撲・捻挫・挫傷・骨折・脱臼など、怪我のスペシャリストです。

テーピング

なので明らかな怪我の場合は健康保険を使った施術をしてもらえます。
腰痛の場合はスポーツなどにより明らかなひどいひねり方をしてけがをした場合は腰部捻挫といった形で施術可能です。

>>整体と接骨院の違い

整体

整体方法には種類が多くあり、考え方が全く違うため施術院ごとに内容が違います。
リラクゼーションを売りにした整体院や、美容を売りにしたところ、ダイエットなどを取り入れているところもあります。

整体

もちろん、腰痛などの痛み・しびれを対象にしている整体院も多数あります。
整体法ごとに違いますが、腰痛にはこの整体法、といった形で施術することが多いです。

カイロプラクティック

カイロプラクティック

カイロプラクティックは100年以上前にアメリカで生まれた施術法です。
欧米諸国では大学教育にもなっていてレントゲンや投薬も行います。
日本ではレントゲン、投薬は認められておらず、健康保険も使用できません。
整体と似たイメージですが、整体が筋肉のバランスを整えようとするのに対して、カイロプラクティックでは筋肉や骨のバランスが崩れる原因となる神経を整えることを目的としています。

また、整体はその場での症状改善を目指すのに対し、カイロプラクティックでは体のバランスを整えることにより自然と症状が回復する体を目指します。

>>整体とカイロの違い

針灸院

針灸院は針やお灸を使った施術を行います。

針

東洋医学の思想に基づき、気の流れや経穴を用いた施術が特徴。
施術対象は様々な症状が含まれ、慢性の症状の方へも施術可能です。
腰痛であれば腰痛のツボを使ったりして施術します。
医師の同意書があれば健康保険を使った施術も可能となります。

その他各種療法

その他にも、オーラ療法、気功療法、前世療法、遠隔療法 など、様々な療法が存在します。


まとめ

体に現れた不快な症状を解決する際に、今までにない症状で不安があるのであればまず病院で検査を受けることをお勧めします。
まず重篤な病気でないことを確認したうえで、症状を抑える薬などを飲んでいるうちに簡単な症状の方は良くなってしまいます。
一方、少し症状が複雑化している方は薬ではよくならないので様々な施術院を検討するとよいでしょう。