20代女性 反り腰による腰痛  あおむけで寝たり立っていると痛い 整体6回で改善

データ

20代女性 立ち仕事 安城市

症状

立ち仕事を始めてから立っていると腰が痛む。

体型は、典型的な腰椎過前彎、出っ尻タイプ。
腰の反りが強く、腰椎と仙骨の間の角度も強いため立位ではかなり負担がかかってしまう。

大腰筋の緊張が強く、股関節が伸びないために仰向けで寝ることができない様子。
高いヒールを履くのでふくらはぎも過緊張を起こしている。
このふくらはぎの緊張により筋肉のポンプ作用が正常に機能せず、むくみ、冷えを起こしている。

経過

整形外科検査を行うと、腰椎伸展テストで陽性
姿勢観察すると、
腰椎の前弯が強い反り腰タイプ。
反り腰が改善するように全体のバランスを調整し、股関節の筋肉(大腰筋)をリリースすると、整体後の腰椎伸展テストの可動域が大幅に増加した。
ともに腰部の痛みも大きく減少した。
また、高いヒールは足冷え・むくみ等の症状を強めるばかりか腰の反りも強くなってしまうことを説明し、ヒールの高さを変えてもらうよう、 指導した。

しかし、整体治療を行っても2,3日後には元に戻ってしまう。
4回目でもなかなか改善がみられないので日常生活について更に詳しく聞いてみると、 整体院に通い出すのと同じ時期にテレビで見た腰痛体操を始めたらしい。
その腰痛体操はマッケンジー運動(腰の反りを強めるような運動)で、運動すると症状が悪化する場合もあったが続けていた

この運動をやめてもらうと、少しずつ症状が改善し、6回終了時には痛みは9割方無くなった。

コメント

最近テレビで健康番組が多く、みなさん自分でいろいろな健康法を取り入れているようです。
しかし、注意しなければいけないのは、本当にその健康法が身体に合ったものなのか、ということです。
自分の判断で健康法を取り入れる場合、症状が悪化するのであればその体操はさけた方が無難です。
身体の反応にしっかりと耳を傾け、本当に自分に適したものかどうかを判断するようにしましょう

※整体効果には個人差があります