腰痛をおこす筋肉(腸腰筋)

腸腰筋はおなかの奥にある筋肉です。
腹筋、臓器の深層にあり、背骨の腰の部分(腰椎)の前面についていて、股関節を前方へ曲げる(足を持ち上げる)作用があります。
この筋肉は腰痛の原因になっていることが多く、非常に重要な筋肉です。
図の✖の部分を押すと赤い部分に向けて痛みが感じられます。
この筋肉がおかしくなると、

  • 腰が伸びない
  • 立ちっぱなしが辛い
  • あおむけが辛い
  • 下腹部に違和感
  • もも前に痛み

などの症状が出ることがあります。


腸腰筋のセルフケア

姿勢はあおむけになります。
両ひざを立て、腸腰筋に触れます。
腸腰筋はおへその横当たりのおなかを押さえて探します。
おへその近くを押さえて、ひときわ痛い部分が見つかればそこを緩める操作をしていきます。

痛い部分は腸腰筋がより硬くなっている部分です。
その痛い部分に手を当て、少し押し込んでいきます。
この時に押す強さは、弱すぎても強すぎてもいけません。
押さえてわずかに圧痛を感じる圧が好ましいです。
その圧を維持したまま、ゆったりと力まずに深呼吸を行いましょう。
10回ほど深呼吸すればOKです。

先ほどと比べて腰が伸びやすくなっていると思います。
ただ、回数を何回もやればよいというものではありません。
一日に1,2回程度にしておきましょう。

このセルフケアは対症療法ですので難しい症状の方では根本療法とはなりませんが、症状の一時的な緩和には有効です。
また簡単な腰痛であればこの処置だけで改善するケースもあります。